T様邸16
正月休みを挟み、いよいよ本格的に工事再開です。
去年からの引き続きで、まだまだ木工事がメインです。
進行状況はというと、サッシの搬入を控え、開口の下地造りと1階の床下地を施工中です。
◆2階キッチン部分(LDからキッチンを見る)
北西の角に配置されているため、採光、通風を考慮し、2面の開口部を設けました。
◆2階LD掃き出し部分(キッチンからLDを見る)
2階の南側に配置されたLDは大きな開口部を設けた為、冬場の採光が不利な時期も、
部屋の隅々まで日光が差し込む暖かな空間です。
◆2階バルコニー部分
◆1階寝室部分
腰の高さの、薄っすらと赤く色の付いている部分までは、防蟻処理済みです。
T様邸17
木工事に併行して、設備の先行配管工事が進んできました。
◆システムキッチン配管
今回はIHコンロですが、将来的なライフスタイルの変化にも対応できるようにと、
ガス配管もしました。
◆トイレ配管
◆洗面化粧台、洗濯機置場配管
◆給湯器配管
5本立ち上がっている配管の外側に壁掛けの給湯器が取り付きます。
この設備配管工事に伴い、電気設備の先行配線工事も始まっていきます。
T様邸18
屋根工事が完了しました。
今回の屋根は、4寸勾配の寄棟式で、北側が高度斜線の影響で、
母屋下がりになっています。
◆使用した屋根材
≪屋根葺き工事工程≫
◆野地板貼り完了
↓
◆下葺き(ルーフィング敷き)完了
↓
◆屋根葺き工事中
↓
◆工事完了
という様に、きれいに葺きあがりました。
T様邸19
ここ何年かは暖冬と言われ、東京では雪もほとんど降ることがありませんでしたが、
今年の冬は寒いですね~
現場までの行き返りの自転車が、寒いというより、冷たい!!!
雪も降り、冬らしいといえば、冬らしいですが。。。
毎朝、現場でも職人達が、震え上がっています。
とは言うものの、、、現場は順調です!
内装木工事が進み、内部空間ができてきました。
◆2階リビング
◆2階寝室
かなり部屋らしくなってきました。
木工事が、いよいよ追い込みです!
T様邸20
仕上がると見えなくなってしまう部分。。。建物には沢山あります。
というより、ほとんどの部分が見えなくなってしまう。
でも、その部分が「建物を支えている」と、私は思います。
基礎、土台、柱、梁、筋違、金物。。。。数え上げれば、きりがないですね。
その中で、設備、電気の配管、配線も、その役割を担っています。
昨今の建物事情では、益々、電気の使用量が増えています。
建物への電気の供給がなくなれば、建物内のほとんどの機能が停止してしまう。
と言っても過言ではありません。
今は、電気に関しては、原発等、様々な事が問題になっていますが、
建物内のことだけを考えれば、電線が1本切れていても、電気が使えない部分がでてきます。
でも、仕上がれば見えなくなるから、通電の事だけを考えればよいか???
しかし、職人はそうはいきません。
自分の仕事にプライドがあります。
たとえ見えなくなっても、1本1本、電線のよじれを直し、まるで、河が流れているかのごとく、
きれいに整然と配線をします。
私も、毎日毎日、現場で職人仕事を見ていますが、そんな彼等の心意気には、いつも圧倒されます。
普段は、あまり目にすることのない部分ですが、少しご紹介致します。
◆仕上がると天井裏になるスペース
◆分電盤取り付け部分