ちょっと時代おくれな社長の一言

ひとこと ~第一回~

私が建築の仕事をするようになったのは、今から四十年以上も前です。。。

オヤジに連れられて、現場へ行ったのが初めてでした。

オヤジは右も左もわからない私を、建築中の現場に連れて行って、

『あれをやれ』 

『これをやれ』

とかじゃなくて、一言も何も言いませんでした。

ま、バカじゃなきゃ、自分で考えてやれ、、、という事だったんでしょう。

今から考えてみると、小学校しか出ていないオヤジが、

東京へ出て苦労をしたあげく、息子を大学に入れて、多少、世間様にも顔向けできると思ったら、

その息子が大学に行かないで、遊びほうけてばかりいる。。。

そんな息子を見て、さぞや歯がゆかったのではなかったでしょうか。

私も、この年になって、ようやくオヤジの気持ちがわかるようになりました。

 

昔から、

“亀の甲より年の功”

と言いますが、私もそんな年になったのかもしれません。

そんな私(二代目オヤジ)の思いつくままを、かってにしゃべらせていただこうと思います。

お暇がありましたら、ちょっと耳をかたむけて下さい。

 

平成25年2月

 

~つづく~

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